その他雑感

瞬殺の凧揚げ

2月 8, 2010

先週末は、強風がすさまじかった。
家の前の自転車は、起こしてもまた激しく倒されるほど。
こんな風の強い日は・・・。
そう、凧揚げに最適に違いない。
そんな訳で、娘と二人で週末によく行く近所の大きな公園へ。
いつもは、キャッチボールやサッカー、ブランコ、砂遊び・・・でにぎわう公園が、
その日は本当に人が少ない。
数えられるほどで、その数ざっと10人程度。
案の定、いい風が吹いている(あくまで凧上げにとってであって、かなり寒い・・・)。
その場で凧を広げるだけで、凧は上がる。
ちなみに、手作りの粗末な凧は、絵柄がドラえもん。
娘は大喜びで、凧を片手に走り出す(別に走らなくても、凧はすでに上がっているのだが)。
すると、ドラえもん凧が壊れんばかりの強風が吹き、娘の体は引っ張られる。
そして娘は思わず、凧を握った手を離す・・・。
あっという間に、凧は上空高くに舞い上がり、やがて木のてっぺんに引っかかる。
ドラえもんの絵柄も見えない程、くしゃっとなって木に引っ掛かっている。
ゴミの不法投棄だが、情状酌量だろう。
しばらくは、木のてっぺんを見ればドラえもんに会える日が続くに違いない。
娘が凧をあげた時間、ざっと10秒弱。
期待満点での強風下の凧上げは、あっけない幕引きとなった。
その後、娘は大粒の涙を流したことは言うまでもない。
そして我ら父娘2人は、すぐさま家路についた。
教訓。
“幸運”と“凧の紐”は、何があっても手を離しちゃぁ駄目!

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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