那須に素敵な隠れ家的ホテルがある。
その名も『高原の小さなホテル Au Chant Des Saisons (オゥ ション デ セゾン)』。
以前から懇意にさせて頂いていた社長ご夫妻が事業を閉めて、
一念発起して兼ねてよりの夢だったホテル経営を始めたのである。
昔から夫婦で美味しいものを食べ歩くのが趣味だったこともあり、
提供される料理は、とことんこだわりぬいている。
ワンちゃん・ネコちゃんも一緒に泊まれるペット同伴可のホテル・ペンションの
料理の質が低いことを憂い、自分で始めてしまったのだ。
晩御飯は、フレンチのフルコース。
前菜、スープ、パン、お魚、お肉、デザート・・・とどれをとっても高級フレンチの味。
素材選びからこだわるとともに、パンも自家製。
娘が暴れるので、高級レストランにはずーっとご縁がないミヤタ家にとっては
至福の食事である。
我が子一人だけのために、子供用の特別メニューも用意してもらえた。
そのお子様メニューのハンバーグも侮れない美味しさ。
娘も生まれて初めての本格的な洋食だったかも。
これらのメニューを奥さんだけで作るのは、どれだけ大変なことだろう・・・。
想像すらできない。
ただただ頭が下がる思いである。
洋風な建物の外観もお庭も、もちろん内装もとっても素敵。
お庭は、これからお花が咲きだす頃で、まだ一面苔が主体であったが、
苔大好きのミヤタとしては、それがまた素敵だった。
小さなホテルやペンション等の経営は、本当に大変だと思う。
資金面もそうかもしれないが、料理やら掃除やら
すべてに手を抜けないサービス業を夫婦でやりくりする訳だから
そのマネージメント自体が好きでなきゃ勤まらないハズだ。
純粋に儲けようと思って出来るものではない。
初めて泊って、すっかりミヤタのお気に入りとなったホテル。
みんなにも是非お勧めだけど、予約が取りにくくなるくらい
あんまり盛況すぎちゃうのもちょっと・・・。
また家族で行くのが楽しみである・・・。
那須の贅沢な週末
5月 11, 2010